超高齢化社会で求人が多数!介護施設の調理師
介護施設での調理師の仕事
超高齢化社会が進み、老人ホームホームなどの介護施設で働く調理師の求人が増えています。介護施設にはさまざまな形態の職場がありますが、おおまかに分けると、入居型と通所型の2つの種類があります。入居型では、老人ホームやグループホーム、介護老人保健施設などに入居している人の食事を調理します。通所型では、デイケアやデイサービスなどの施設に通ってくるお年寄りの昼食を作るのが主な仕事です。
お年寄りはさまざまな病気や不調を抱えている人が多く、高血圧や糖尿などの制限食を作る必要がある職場も少なくありません。また、噛む力や飲み込む力が弱っていますから、食べやすくする工夫も必要です。さらに、感染力も低下しています。このためO-157やインフルエンザなどの感染症にかかりやすいので、衛生管理にも細心の注意が求められます。お年寄りがおいしく、そして健康かつ安全に食べられる料理を提供するのが、介護施設で働く調理師の使命です。
介護施設で働くメリット
介護施設の求人は正社員はもちろんですが、パートの募集も多いのが特徴です。特にデイケアなど通所施設では昼食のみを提供することが多いので、パート求人が多く出ています。正社員であってもシフト制の職場が一般的ですから、残業や休日出勤が少ないのも魅力です。ワークライフバランスがとれるので、主婦でも働きやすい職場となっています。
デイサービスなど通所施設の場合は、昼食のみの調理が主な仕事ですから、パートの募集が特に多く、フルタイムで働くのが難しい主婦にもおすすめです。また、結婚・出産などでブランクがある方が、復帰する職場としても最適です。
介護施設の調理師に向いている人の特徴
介護施設の調理師に向いているのは、ホスピタリティー精神がある人です。お年寄り一人ひとりの体調を気づかいながら、おいしく食べてもらえるように調理し、食を通じてお年寄りとのコミュニケーションが取れる人なら、やりがいが感じられる職場です。自分が作った料理をおいしいと言ってもらったり、楽しみにしていると声を掛けてもらうときが、調理師の最も嬉しい瞬間です。その一方で、お年寄りのそれぞれの状況を正しく把握して、正確に調理をする必要があります。命にかかわる危険がありますから、責任感が強い人が求められます。
ただ、一口に介護施設といっても、さまざまな職場があります。手が空いている時間は施設の掃除をするなど、調理以外の仕事をしなければいけない職場もあります。事前にどのような仕事内容であるのかを、必ず確認しましょう。
公開日:2019/10/11
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