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おいしい給食日本一を目指せ!全国学校給食甲子園

佐賀県で給食業界の求人を探している方のなかには、全国学校給食甲子園という催しをご存じの方も多いのではないでしょうか。全国学校給食甲子園とは、食育のカギの一つである学校給食を充実させ、多く人々に学校給食に対する理解を深めてもらうことを目的としたコンクールです。2018年には全国の1700以上の学校や給食センターが応募。数回にわたる予選をくぐり抜け、最終選考となるファイナル予選では6ブロックに絞られた12校が一堂に集い、実際に調理を行って優勝を目指しました。

この2018年 第13回大会の決勝に、九州ブロックの代表として佐賀県嬉野市の嬉野学校給食センターも選ばれています。嬉野学校給食センターは嬉野市内の小学校や中学校の生徒、1430食分を提供している給食センターです。

嬉野学校給食センターが全国学校給食甲子園の決勝で調理した給食メニューは、茶の名産地として知られる嬉野ならではの嬉野茶ごはんをはじめ豆腐と玉ねぎのすまし汁、とり肉のお茶みそ焼き、佐賀のりあえ、みかん、さが生まれ牛乳です。

有名な温泉所でもある嬉野の特産品・温泉豆腐や生産量全国2位を誇る玉ねぎを使ったすまし汁。鶏肉に、嬉野茶と抹茶を加えた味噌ダレを付けて焼いた、とり肉のお茶みそ焼。嬉野市に隣接する鹿島市の名産品の練り製品を佐賀のりで和えた、佐賀のりあえ。佐賀県産のみかんと牛乳。佐賀県や嬉野市の特産品や名産地などの食材をふんだんに使い、主食、主菜、副菜、汁物がそろった1汁2菜の和食献立で、優勝にチャレンジしました。

茶の名産地・嬉野でも進む日本茶離れ

嬉野市は嬉野茶を栽培する茶畑が広がり、茶摘みシーズンには茶を摘む機械の音や、茶の香りが漂う土地柄でありながら、子どもたちの茶離れが進んでいます。嬉野学校給食センターが実施したアンケートによると、毎日日本茶を飲んでいる子どもは半分以下でした。嬉野学校給食センターは、ご飯やおかずに茶葉を取り入れることで、嬉野茶に親しんでほしいとの気持ちをこめてメニューを考案したと述べています。第13回の優勝には、兵庫県の養父市学校給食センター選ばれ、惜しくも優勝を逃したものの、嬉野学校給食センターは優秀賞に輝きました。

嬉野市だけでなく全国的に学校給食では、食材の地産地消への取り組みを進めており、生産者の声を届ける窓口にもなりつつあります。学校給食は食育を通じて地産地消を進めると同時に、食品への感謝の気持ちを育む働きも担っています。

公開日:2019/11/18

ライター:栄養士・調理師求人ナビ編集部

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