新潟県の管理栄養士・栄養士・調理師の求人情報の傾向
新潟県の学校給食状況
2019年6月1日現在における新潟県の学校給食状況をみると、実施校数は小学校が106校、中学校が57校、特別支援学校が2校、幼稚園が10園、中等教育学校が1校、定時制高校が1校。計、167校・10園となっています。このうち自校で調理している学校は73校、幼稚園は4園(親子方式含む)。給食センターでの調理を採用しているところは、65校・7園です。また、お弁当併用や複数メニューなどの、スクールランチ方式を採用している学校も28校ありました。
新潟市の発表によると給食献立のうち、リクエストが多かった人気メニューは、ワンタンスープや鶏肉の薬味ソースかけ、マーボー豆腐、鶏肉のカレー揚げなどでした。また、世界各国の料理では、ビビンバが人気。園児など子どもに人気なのは、アーモンドそぼろご飯。クリスマスメニューでは、ミネストローネが人気トップとなっています。
学校給食の充実に積極的に取り組む新潟県
また、新潟県では毎年、学校給食調理コンクールを実施しています。平成30年度の学校給食調理コンクールは、給食から発信する地域の魅力を献立をテーマとしており、8月1日に最終審査が行われました。その結果、最優秀賞に選ばれたのは、上越市の輝く!発酵のまち上越 味めぐりランチでした。献立は主食がご飯、主菜がめぎすのフライ甘酒トマトソース、副菜がなますかぼちゃの梅みそ和え、汁物が発酵のまちの夏のっぺ、デザートが善兵衛さんのワインゼリー、そして牛乳です。
上越市は湿度が高く、発酵に適した地域です。健康に良く、素材の旨さがしっかりと感じられる発酵食品は、近年特に注目されている食材です。上越市ではすべての料理に、さまざまな種類の発酵食品を使うことで、発酵食品の味や魅力を知り、発酵のまち上越について学べる献立を考案しました。
学校給食では全国的な大会である、全国学校給食甲子園が有名ですが、新潟県では県内でもコンクールを実施することで、給食の質の向上を目指しています。このほかにも新潟県では、食育や学校給食に貢献した学校を表彰する、新潟県学校給食優良学校等表彰も実施。給食の充実に力を入れています。
新潟県で学校給食関連の求人では、全国学校給食甲子園や学校給食調理コンクールで腕を競うなど、学ぶ機会の多い職場が多数みられます。学校給食を支える職場で働くことを希望する方は、米どころでもある新潟県内での求人を探してみてはいかがでしょうか。
公開日:2019/11/17
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