栄養士の平均給与は?長く働けば昇給は見込めるの?
栄養士の平均年収は?
栄養士の給与は、職場によって差が出るのが一般的です。平均月給は17~22万くらいが相場となっており、年収にすると350万円くらいとなるでしょう。
日本国民の平均所得の平均が約440万円と言われているので、それに比べると低い年収となります。しかし職場によって大きく差がでるので、あくまでもこれは平均年収と思ってください。
栄養士を雇用する職場の代表的なところと言えば、病院や老人施設です。入院患者や入居者の食事の栄養管理や調理が主な仕事となります。他には保育園や給食会社に就職する人は多いです。
どこが、一番給与が高いかというと、一般的には病院栄養士の仕事は給与が高めという傾向があります。また自治体に雇用されると公務員扱いとなり、民間企業に雇用されるよりも高めの給与が期待できるでしょう。
公務員は勤務年数に応じて昇給があったり、階級も上がりやすい傾向があるので、長く働き続ければ給与が高くなる見込みがあります。あくまでも一般的に公務員や病院栄養士が高めというだけで、全ての職場がそうというわけではありませんが、目安として覚えておくといいでしょう。
ちなみに年齢が上がるごとに年収も上がりやすいかというと、それはあまり期待しない方がいいです。40代で約300万円台、50代でも約400万円くらいというのが平均的な金額ですので、年齢が上がれば大きく年収があがりやすい仕事ではないと言えます。
給与アップを狙うならば管理栄養士の資格を取ろう
栄養士として給与アップを狙うならば、管理栄養士の資格を取得したほうがいいでしょう。栄養士も管理栄養士も資格手当がつくことが多いですが、管理栄養士の方が月5000円から1万円程度高くなる傾向があります。
雇用に関しても、栄養士ではなく管理栄養士の資格取得者を募集しているところも多く、職場が見つけやすいというメリットもあるのです。また管理栄養士の資格を取得していると、階級アップもしやすいので、結果給与アップが狙えると言えます。
管理栄養士は国家試験です。栄養養成施設と実務経験の年数が合わせて5年以上ないと受験資格が得られません。そして管理栄養士の試験は年1回しかありませんので、働きながら勉強をして日程を合わせる必要もあります。
管理栄養士の資格取得は簡単なものではりませんが、今後の給与やスキルアップを狙うならば取得して損はないものです。管理栄養士の資格取得を目指すのもいいでしょう。
公開日:2019/12/01
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