栄養士調理師求人ナビ|学校給食、病院、介護、保育園の求人

求人情報チェック!医療チームに参加して病院で働く管理栄養士

管理栄養士の仕事というのは、栄養指導や献立、メニュー作成とイメージする方が多いかもしれません。しかし病院におけるサポート体制が変わるにつれ、病院で働く管理栄養士の役割も大きく変貌を遂げつつあります。

1,病院は専門性を高める宝庫

病院で働く管理栄養士の主な仕事は、患者さんの病状や症状に合わせたメニューや献立作り、栄養指導です。治療を目的としているメニューを作るのに際して必要不可欠な知識が、病態生理です。また、抗がん剤の副作用として味覚障害を生じる患者さんも多いため、そうした患者さんに美味しいと思ってもらえる食事、嘔気がひどくて食欲不振になっている患者さんが少しでも口に出来る食事を提供できるとやり甲斐もありますよね。また病態栄養学の知識に加え、病院では嚥下状態に応じた食事形態を提案する必要があります。
病気ひとつとっても様々なケースがあるため、最初は戸惑うこともあるかもしれません。とはいえ、そうした知識を元に管理栄養士の中には糖尿病療養指導士の資格をとる人もいます。病院で管理栄養士として働く大きなメリットは、専門性を高めることと言えるでしょう。

2,病院の管理栄養士に求められる能力

一番に求められるのは「コミュニケーション能力」です。
最近の病院ではNST(栄養サポートチーム)をおくところが増えてきています。NSTとは医師・看護師・薬剤師・理学療法士といった他業種の人達が連携しながら、患者さんの栄養状態を分析、サポート、評価をしていくチームのことをいいます。そのため、そうした人達と様々な角度でディスカッションしていくことが必要となるからです。
また栄養指導の場では、患者さんやその家族と、或いは施設に戻る場合には施設の介護士、或いは看護師に病院での栄養状態や嚥下状態などを伝える必要が出てきます。ここでもやはりコミュニケーション能力が求められます。また、食堂で働く調理師とのやりとりなども含め、病院の管理栄養士にとってコミュニケーション能力は必須と言っても過言ではないかもしれません。

3,気になる収入面は?

病院で仕事をする際の管理栄養士の年収は、他の業種で働く場合に比べて平均~やや高めの440万円ほどと言われています。しかし病院の規模によっても収入が上下しますので、求人にあたる際には病院の規模も参考にすると良いでしょう。また、病院が急性期かどうかによっても管理栄養士の役割が変わってきます。病態栄養学などスキルアップを目指したい方は、NSTが設置されている病院かどうかも求職時にチェックすることをお薦めします。

公開日:2019/11/02

ライター:栄養士・調理師求人ナビ編集部

栄養士・調理師求人ナビです。管理栄養士・栄養士・調理師の優良求人を厳選紹介します。社員食堂・介護施設、病院・保育園など給食調理の幅広い求人情報を掲載しています。https://insyoku-kyujin.net/

転職ガイド一覧 に戻る

運営元に関して
株式会社キャリアナビ
株式会社キャリアナビ
〒532-0011
大阪府大阪市淀川区西中島4-2-6
TEL.0120-787-680