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栃木県の管理栄養士・栄養士・調理師の求人情報の傾向

県民の日の給食はいちごゼリーのデザートが楽しみ!

栃木県はいちごの県ともいえるほど、いちごの栽培が盛んで、生産量は日本一。このため県民の日には、栃木産のいちごを使ったゼリーが、学校給食で出されます。県民の日のいちごゼリーのデザートは30年も続いており、子どもたちに大人気です。関東の他県では県民の日は休校となりますが、栃木県では普通どおりに登校します。しかし、いちごゼリーがおいしいから休校になってもかまわない!という子どもたちも多く、その人気ぶりがわかります。

また、かんぴょうの生産量も国内シェア98%を誇ります。学校給食でもかんぴょうを使ったメニューは多く、かんぴょうの卵とじ汁やかんぴょうの味噌汁などが、栃木の郷土料理として出されています。かんぴょうは、ユウガオの果実をひも状にして乾燥させた乾物で、植物繊維をはじめ鉄分やカリウム、カルシウムなどのミネラルがたっぷりと含まれたヘルシー食材です。昆布巻きを結んだり、甘辛く煮含めて巻きずしの具にしたりすることが多いのですが、茹でて酢の物やサラダ、卵とじ、汁物の具材など、さまざまな調理に使えるすぐれものです。

栃木の郷土料理・しもつかれ

いちごやかんぴょうは、栃木産としてよく知られていますが、関西など他の地域で馴染みが少ない郷土料理といえば、しもつかれです。しもつかれは農林水産省の「農山漁村の郷土料理百選」にも選ばれている、栃木県の郷土料理です。

サケの頭や煎り大豆、おろしダイコンとおろしニンジン、油揚げ、酒粕で作る保存食で初午の日に作り、稲荷神社に赤飯といっしょにお供えをして、無病息災を祈る伝統があります。鎌倉時代の初期から食べられていたといわれる、歴史の古い伝統料理です。しもつかれは栃木県の学校で給食として出されることもあるのですが、子どもたちには人気薄で、残してしまうことが多かったとTwitterでも話題となっていました。

栃木通なら知っている・レモン牛乳

そして、県民の日のいちごゼリーのように、特別な日に出されていたのがレモン牛乳です。戦後すぐに登場した乳飲料で、砂糖が貴重だった当時、甘い牛乳を作るというコンセプトで開発され、発売当時は、特別な日の給食に配られていました。

学校給食は法律で土台が定められており、法律に基づいた素材選定や調理、安全・衛生管理が必要です。また、献立に関しては食文化を継承する意味でも、郷土料理や地元で採れたものを使用することが奨励されています。いちごやかんぴょうをはじめ、さまざまな食材がそろっている栃木で給食業界の求人を探してみてはいかがでしょうか。

公開日:2019/11/16

ライター:栄養士・調理師求人ナビ編集部

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