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多彩な活躍の場が広がる管理栄養士・栄養士・調理師の正社員のお仕事

健康志向やアレルギー問題などで求められる専門スタッフ

人間が生きていくうえで欠かせない食ですが、近年では健康意識の高まりで、食生活や栄養面にこだわる人も増えてきました。
飽食の時代におけるグルメ志向や不規則な生活習慣などで肥満の方やメタボの方も増える中、国や企業、医療機関など官民学挙げての生活習慣病の予防や食生活の改善対策が講じられる中、管理栄養士や栄養士へのニーズが高まっています。
一方で、近年は子どもを中心にアレルギーを持つ人の立場を守る動きも加速しています。
アレルギーを持つ児童の学校給食対策をはじめ、食品や提供するメニューへのアレルギー表示が法律上、義務付けられるほか、ホテルやレストランでのアレルギーへの個別対応などが積極的に行われるようになってきた時代です。
食品のアレルギーに関しても専門的な知識がある管理栄養士や栄養士は、アレルギーがある食品の抽出といった仕事に留まらず、アレルギー食材を含まない代替メニューの考案などでもニーズがあります。
そして、こうした管理栄養士や栄養士の考案したメニューなどを実際に作り上げるのが調理師の役割です。
もっとも、現場によっては管理栄養士や栄養士がいないところもあり、調理師が積極的に知識を学び、技術や経験を活かしながら、メタボ予防のためのヘルシーメニュー制作やアレルギーを持つ方もおいしく食べられる料理の提供などをするケースも増えてきました。
時代のニーズを反映し、専門性の高い管理栄養士や栄養士、正確で高度な調理技術を持つ調理師への求人が増えています。
病気予防や改善のためのレシピ考案やアレルギー対応など健康状態や時に生命にも影響を及ぼしかねない重要な役割を担うことから、責任ある立場として安定的に仕事ができる正社員での採用が増えてきました。
ぜひとも正社員として専門性や能力を発揮してほしいと求人ニーズを高めている業種の一部をご紹介します。

保育所や幼稚園

保育所や幼稚園などで給食を提供している園では、専門性の高い管理栄養士や栄養士、衛生面や食の安全を担保してくれる調理師のニーズがあります。
幼児期は成長するための栄養とエネルギーが欠かせない時期であり、昼食をはじめ、おやつも含めて栄養の管理が求められます。
近年では子育て支援策として延長保育事業なども盛んになっており、その際にはおやつや夕食の提供も義務付けられました。
0歳児から5歳児まで食べるものの質や量も異なる世代にわたり、年齢に応じた食の提供が必要です。
アレルギーを持つ子どもも増えているため、アレルギー除去食や代替レシピの考案など専門的なスタッフを正社員として雇いたいニーズが高い現場です。
採用方法としては、基本的には筆記試験と面接、調理師などの場合は実技試験が行なわれる場合もあります。
筆記試験は一般常識に加え、栄養などについての知識などが問われるのです。

老人ホームや高齢者向け弁当宅配サービス

高齢化が深刻化し、老人ホームへの入所者や高齢者世帯への弁当宅配サービスの利用者も増える中、老人ホームや宅配弁当事業者などからのニーズも増えています。
介護度や咀嚼力に応じたレシピ、高血圧や糖尿病、腎不全など持病に応じたレシピの考案など管理栄養士や栄養士の正社員求人が増えています。
また、管理栄養士の指導のもと塩分調整を行うこと、刻み食やムース食などに臨機応変に対応できる調理師求人の豊富です。
基本的に老人ホームの管理栄養士の場合だと専門学校に行く必要があります。
調理師の場合であれば通常の面接や筆記試験、プラスで調理実習が必要です。
知識として必要なのは、高齢者に対する調理などの知識ですので、しっかりと考えておきましょう。

病院や社食のフードサービス

病院ではさまざまな入院患者がおり、疾患や病状や治療の段階に応じたメニューの考案が求められます。
新たな患者が入院する度に一人ひとりに合わせた食養計画を講じるところもあり、管理栄養士やそれを補助する栄養士の存在は必須です。
食中毒やの感染症の発生を防止するためにも、食材の安全管理や衛生管理の知識が高い調理師へのニーズも高い現場です。
なお、近年は病院として個別に調理スタッフを雇うのではなく、アウトソーシングをするケースも増えてきました。
アウトソーシングを請け負う給食事業者が、正社員としての求人を増やす傾向があります。
病院をはじめ、社員食堂などに配属されることもあります。
社員食堂でもメタボ対策やカロリー表示などが求められる時代であり、調理師だけでなく、管理栄養士や栄養士の正社員採用も増えてきました。
病院の栄養士や調理師の場合もほかの仕事と同じで、面接と筆記試験がメインです。
特に病院などの場合だと高レベルな学力が必要になりますので、しっかりと勉強しておく必要があります。
また、ほかの職業に比べると求められる知識やレベルが格段に上がります。

食品メーカーやコンビニなど小売業

食品メーカーにおいてもアレルギー対応をはじめ、健康対策やヘルシー志向を意識した食品の開発、乳幼児向けや高齢者向け介護食なさまざまな食品の開発に余念がありません。
コンビニや大手総合スーパーなどの小売業においても、販売する弁当やレトルト総菜などでグルテンフリーや糖質オフなど時代のニーズを捉えた食品の開発が進んでいます。
こうした開発現場でも、管理栄養士や栄養士の正社員が求められているのです。
開発現場の場合はあくまでも栄養士などの資格はサブとなります。
メインとなるのはあくまでも開発などの経験です。
基本的にはほかの職業と変わらず、面接と筆記試験が必要となります。

採用まで任せて安心

多様化する求人ですが、どんな仕事や職場が自分に合っているのか迷われている方もご安心ください。
転職したいと考えたら、気軽に相談するだけです。
これまでの職場や仕事でのお悩みや不満、希望条件や希望エリアなどを相談することで、あなたにピッタリの求人をご案内します。
興味を持っていただければ、面接の設定から面接への同行、条件交渉まで任せられます。
採用企業とあなたの意向がマッチすれば、正社員として入社できます。

公開日:2019/11/18

ライター:栄養士・調理師求人ナビ編集部

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