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手に職をつけることで一生安泰。調理師の資格をとる方法

社会の変遷によってかつては花形だった企業も下火になったりする時代。調理師は、そんな中でも常に需要がある安定した資格と言えます。

1,調理師になる方法

まず厚生労働大臣指定の調理師養成課程を卒業することがあげられます。この場合は試験を受けることなく、卒業と同時に資格を得ることができます。養成課程は専門学校、短大や大学、高等学校、職業訓練開発短期大学で、夜間コースを選択した場合には働きながら受講することが可能です。
一方で、学校に通うことなく資格をとる方法もあります。飲食業界で2年以上の実務経験を積んだ後、調理師資格試験を受ける方法です。受験する際には勤務先責任者による「実務経験証明書(調理業務従事証明書)」が必要となります。また、この実務経験には「週4日以上、かつ1日6時間以上」という条件が設けられています。この条件をクリアしていれば、正社員でなくパートやアルバイトでも受験資格を得られます。
調理師資格試験は各都道府県で実施されており、合格率は60%以上で難易度はさほど高くありません。働きながらでも独学で合格は可能です。その場合には、各都道府県で実施された過去問を入手すると良いでしょう。公益社団法人調理技術技能センターのサイトでは、一部の各都道府県の過去問約3年分が掲載されています。そこに掲載がない県の場合は、「〇県 調理師資格試験 過去問」で検索をすると入手方法が表示されますので、ぜひ確認してみてください。

2,調理師の将来性は?

探求心と熱意、そして創造力があればほぼ無限大と言えるでしょう。調理師の世界は実力主義なので、努力を続けて行けば確実にステップアップが臨めます。人にとって食べることは命に直結しているため、調理師の仕事がなくなる心配も不要です。そのため、自分が調理師になった場合どういったジャンルで最終的にどうなっていたいかを、より具体的に目標設定しておくことをお薦めします。
海外では和食ブームだけでなく、日本で調理師資格をもち基礎を学んだ人が重宝される傾向にあります。海外に留学して異国の料理を学び、日本で就職することも、また海外で就職することも出来ます。日本の資格が海外で試験を受け直すことなく活かすことができるのも、調理師資格の魅力のひとつと言えるかもしれません。

3,気になる収入は?

見習い期間の時は低い傾向にあり、平均して月15~21万円ほどです。しかし経験を積んでいくにつれ大幅にアップし、平均年収は30代で平均300万、40代で400万、一流料理店の料理長クラスでは1000万円にもなるそうです。
上を目指せば目指す程可能性が広がる調理師資格。取っておいて損はないと言えるでしょう。

公開日:2019/10/31

ライター:栄養士・調理師求人ナビ編集部

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